14既卒無職から見た世界

23歳、14既卒無職(ニート)の日誌です。

なにかまちがったことを書いていたら教えてください

二階堂奥歯の「八本脚の蝶」(ウェブ版。お金を得たら本を買いたい)を読んでいたら文筆欲が湧いたので書く。

未だ職あらず。

(主観的な)完璧を求める性格*1、自信の欠如と生来の怠惰により、応募すらしないのである*2

完璧を求めると言えば聞こえは良いが、これは明確に欠点だ。最低限の行動・アウトプットをしなければ、評価されない。評価対象自体がなく評価しようがないからだ。
もちろん、下手に行動することがマイナスになる場合もままある。ただ、少なくとも就職活動という場面においては、行動は非行動に優る。非行動は面接のネタにならない。

Done is better than perfect. 
ザッカーバーグは正しい。

自信の欠如は、トートロジー的だが、行動によってのみ解消される。行動して成果を得ることで、自信がつく。小さな行動から小さな成果を積み重ねるしかない。小さな勇気が必要である。

怠惰に打ち勝つのに必要なのは、危機感だ。
「空白期間1年はやばいぞ」
「なんのために大学行ったんだ」
自ら危機感を煽る必要がある。ただ、そのような思考は、最終的に絶望に至る。バランス感覚が大事だ。

このような自省も行動につながらねば無価値だ。アタマでは上のことなど理解しているのに実際の行動につながらないのは、結局、感情を優先して行動/非行動しているからなのだと思う。理性に従わねばならぬ。

ほかの表現で現状を言い表すとしたら、無数の選択肢を前に立ち尽くしてしまっている、と言えるかもしれない。眼前に広がる無数の扉のうち、どれを叩けばよいのか。あるものにはかたく錠前がかけられているようだし、またあるものの向こうには暗闇しか見えない。自分の力でかたく施錠された扉を開く自信はなく、鍵を探すには怠惰だ。解錠に挑戦するからにはとびっきりかたい錠前を開けないと意味がないなどと思う自尊心もある。おのおの扉を開き進んでいった仲間たちの背中が遠い。

「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」という言葉が刺さる。山月記、読み返したいな。

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などという他人にとって無価値と思われるポエムもとい文章をウェブ上に公開することの意義を未だ見出せずにいる*3が、理解できることだけをしていてもつまらないだろと自分に言い聞かせて公開します。
なにかまちがったことを書いていたらぜひ教えてください。

*1:これゆえ文章もなかなか書けない。ほかにもあるが。

*2:正確には紹介予定派遣の仕事に1度応募したが、実務経験が必要とのことで断られた。「未経験可」って、「(業界)未経験可」なんだな

*3:これも文章を書けない(公開できない)理由のひとつだ。